2025年7月28日公開
全国コミュニティ財団協会では、地域で市民コミュニティ財団を設立し、コミュニティ開発を実現できるプログラムオフィサー(以下、POと表記)を育成するため、事業を通じて得られた知見・ ノウハウを活用できる形で体系的にまとめた書籍「市民コミュニティ財団的プログラムオフィサーの教科書」を発行しました。
本書籍は、当協会が実施した2021年度休眠預金活用事業「地域の資⾦循環とそれを担う組織・若⼿⽀ 援者を⽣み出す⼈材育成事業」の成果として制作したものです。
本書は、これからPOとして活動を始める方や、すでに活動をしているけれども改めて基本を学びたい方に向けて作成しました。資金支援を単に「助成」するだけに留まらず、地域の現状を的確に把握し、具体的な問題解決のプログラムを設計・実行し、さらにその成果を評価し改善していくという一連の流れを理解できるように構成されています。
本書籍は、amazonからご購入していただくことができます。
【購入はこちらから】https://www.amazon.co.jp/dp/4991402611
また、書籍を活用したプログラムオフィサー研修の実施も承っております。
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
書籍の概要
|価格|3,300円(税込)
|発行|一般社団法人全国コミュニティ財団協会
|発行|一般社団法人全国コミュニティ財団協会
|著者|宝楽陸寛, 志村はるみ, 高山大祐, 石田篤史, 森田悠太郎, 石本貴之
|デザイン|ondoデザイン室
|編集|サロン文化舎 狩野哲也
|目次|
第1章 市民コミュニティ財団とは
第2章 プログラムオフィサーの仕事
・資金助成の事業フローを知ろう
・地域の課題を把握しよう
・資金的支援によるプログラムを構築しよう
・実行の資金支援を設計しよう
・市民コミュニティ財団と地域団体は仲間です
第3章 助成プログラムの進め方
・フェーズ1 資金調達と寄付者への対応
・フェーズ2 助成プログラムの設計
・フェーズ3 助成プログラムの計画
・フェーズ4 資金助成先の選考
・フェーズ5 資金助成の実施
・フェーズ6 伴走支援
・フェーズ7 報告とふりかえり
第4章 POが資金的支援を行うためのケーススタディ
・POが助成金プログラムをどんなふうに案件形成し、どのように進めているのか?
・みんつくが災害時に「ももたろう基金」を立ち上げた際、石田さんがPOとしてどのような動きをしたか?
・東近江三方よし基金がSIBを取り扱う際、POである山口さんが何を重要視して動いているか?
・派遣費問題(休眠預金)POは他の助成プログラムとどんなふうに違うのか?
